ビワ(びわ/枇杷)について

ビワ|バランスアルファの原材料

biwa2このコーナーは、「バランスアルファ」の原材料の一つ「びわ」について、その歴史、効果・効能を優しく解説するページです。

びわの【歴史・由来】

「びわ(ビワ/枇杷)」はバラ科の植物。
日本では千葉県以西、太平洋側の温暖な地域に分布し一年中その葉に緑を蓄える非常に生命力旺盛な植物です。
お釈迦様の時代から「びわ」には優れた薬効があることは知られていました。
古いインドの教典の中には、びわの木を「大薬王樹」、びわの葉を「無憂扇」と記載されていて、万能薬として用いられていたようです。
日本には、奈良時代に中国を経て仏教とともに伝わりました。
1家に1本びわの木を植えておけば内臓の病気から怪我まで治してくれると言われており、民間薬として用いられてきました。

びわの【効果・効能】

びわの葉は、良質な有機酸とアミグダリンの宝庫といえます。
良質の有機酸は、消化酵素ペプシンの働きを助けタンパク質の分解を促進し、胃腸の消化・吸収機能を向上させます。吸収された有機酸は体内でアルカリ性に働き筋肉の緊張をやわらげ、血液の循環を向上、疲労回復、老化防止に役立ちます。
びわ葉に多く含まれているアミグダリンは抗ガン消炎作用のほか、腰痛、神経痛、健胃整腸作用、利尿などに効果があるといわれています。
このアミグダリンは、びわ葉に多く含まれておりますが、びわ種にはさらに多く(葉の約1300倍)含まれています。
さらに、びわの葉には解毒作用のあるタンニンや、コレステロールを洗い流して、血液をサラサラにするサポニン、疲労回復に効果的なビタミンBが含まれています。

びわに含まれている【アミグダリンとは】

驚異の物質アミグダリン(別名:ビタミンB17、レートリス)
アミグダリンは体内の汚れた血液をきれいな弱アルカリ性の血液に浄化してくれます。
特に「痛み」に対して優れた即効性を持ち、末期がんの激しい痛みさえも止めると言われています。
体内の汚れた血液が浄化されるということは新陳代謝が活性化され免疫力や自然治癒力が強化される事につながるのです。

【アミグダリンは毒なのか?】

ここで皆様にお話をしないといけないのが「毒性」のお話。
実は、ビタミンB17は、通常アミグダリンとして存在しているときは不活性で毒性はありません。
しかし、これが体内に入ると酵素により、毒性をもった成分に分解されます。
しかし、正常な細胞には保護酵素があるため、この毒性をもった成分はこの保護酵素によって無害化されるのです。よくできていますね。
ところが、ガン細胞というものには、この保護酵素がないため毒性成分が直撃し、ガン細胞が死滅してしまう・・!ということのようです。

【世界一の長寿村】

インドと中国に囲まれたヒマラヤ山脈の麓に「フンザ」という村があります(旧フンザ王国)。
この村の人たちは、驚くほど長寿で、「ガンのない村」としても知られています。
百歳以上は普通、百二十歳以上でしかも現役という長寿者が何人もいるのです。
各国の医学調査団が、フンザの人の食生活を調べたところ・・・
その秘密は彼らが常食にしている杏仁に含まれている成分「アミグダリン」にあることをつきとめました。

【びわ種で肝機能改善】

ビワの種から抽出したエキスに肝細胞の硬化(線維化)を防ぐ強い働きがあることが、高知医大付属病院薬剤部の「細胞の線維化メカニズムに関する研究グループ」の研究で分かった。
線維化を促進する活性酸素を抑える効果があるためで、エキスを投与した動物実験では1週間で肝機能が改善された。肝細胞の線維化は肝硬変や肝臓がんを引き起こす原因の一つといわれ、臨床研究での成果が期待される。西岡教授はこれらの成果を「日本機能性食品医用学会」の発足記念講演会で報告する。

西岡教授によると、ビワの種を使った研究は7、8年前から開始。
種を丸ごと乾燥させてつぶし、アルコールなどでエキスを取り出した。
エキスを遠心分離した結果、コレステロール溶解作用を持つリノール酸やリノレン酸、高脂血症の改善作用がある?―シトステロールなどの成分を確認した。
また、薄めたエキスに試薬を入れて分析したところ、活性酸素を抑制する強い「抗酸化作用」も見られた。
人為的に肝機能障害を起こさせたラットにエキスを投与する実験では、肝炎の指標になる血中のAST(旧称GOT)値やALT(同GPT)値、肝細胞の変化(肝線維化率)を分析。
一週間後、エキスを投与したラットは非投与ラットに比べ、AST値が48%、ALT値で39%それぞれ改善し、肝線維化率も半減していることが分かった。
西岡教授によると、ビワの種のエキスはアルコール性肝障害の治療などにも有効とのこと。
(2002年12月05日 高知新聞より)

2016/08/12