たもぎ茸|梅・たもぎ茸バランスアルファの原材料

たもぎ茸

このコーナーは、「梅・たもぎ茸バランスアルファ」の原材料の一つ「たもぎ茸」について、効果・効能を優しく解説するページです。

タモギ茸(楡木茸)はヒラタケ科のキノコで、「コガネシメジ」と呼ばれることもあります。

ニレ、カエデ、ナラなどの広葉樹の倒木や枯れ木などに発生することが多く、鮮やかな美しい黄金色の傘が特徴で、採れる時期は6月~8月と短期間のため「幻のキノコ」とも言われています。

たもぎ茸は、あまり馴染みのない名前のキノコですが、北海道では「タモキノコ」と呼ばれ、食用キノコとして一般的に知られています。

一般的な食用キノコと比べて、うまみ成分を多く含んでいるので美味しくいただくことができます。

たもぎ茸の【効果・効能】

たもぎ茸は、一般的な食用キノコと比べ、たんぱく質や鉄分、ナトリウム、ビタミンB1、ビタミンB2等が非常に多く含まれていて「黄金のスーパーキノコ」とも呼ばれています。

たもぎ茸には次に挙げる3つの大きな健康効果があります。

β-グルカン

たもぎ茸の特筆すべき点は、免疫力を高める高分子多糖体β(ベータ)-グルカンが豊富に含まれていることです。

アガリクスの約1.5倍~2倍のβ-グルカンが含まれているとも言われています。

キノコは免疫力向上に役立つ成分が豊富に含まれている食べ物ですが、なかでも、たもぎ茸の含有量は特出しており、癌やアレルギーなどにも効果があると言われています。

たもぎ茸以上にβ-グルカンを豊富に含有する天然資源は、現時点では他にありません。

エルゴチオネイン

そして、もう一つはエルゴチオネインというアミノ酸を多く含んでいる、という点でしょう。

このエルゴチオネインという成分は、ビタミンEの7000倍の抗酸化力を持っています。

抗酸化作用の強いエルゴチオネインは、細胞の若返り、細胞のサビ止め効果、過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあると言われていますが、体内では合成することができません。

エルゴチオネインは、キノコ類などの菌類や一部の細菌のみが合成できる水溶性の成分で、熱や酸に強いのが特徴です。

キシロース

キシロースは大腸内の環境を整え便中の水分量を理想的な状態にする作用があり、便秘の改善に役立つと言われています。

また、腸内の腐敗産物生成の抑制効果もあり、たもぎ茸には米ぬかの60倍も含んでいるそうです。