完全発酵ってどういう意味?

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「バランスアルファ」が完全発酵飲料という形容を使っているのは、原材料を1年半かけて、2段階発酵させた結果、微生物による発酵の素が完全に消費されつくしてしまい、発酵が終了して、もうこれ以上発酵が進まない状態になっているからです。

完全発酵ってどうしていいの?

「バランスアルファ」が完全発酵にこだわるのは、完全発酵には以下の2つの利点があるからです。

 

  • 「保存性」が極めて高まる。
  • 有用微生物群(EM菌)が作り出した生理活性物質等が、酸化しない安定的な形で大量に残存している

 

そんなに「完全発酵」がいいのなら、なぜ世の中のたくさんの“発酵飲料”や“発酵食品”や“酵素飲料”は「完全発酵」を行わないのか、疑問が湧いてきますよね。

最初に答え?を申し上げますね。
それは現在のところ“EM発酵”だけが、腐敗を起こさずに発酵を継続させ、「完全発酵」を可能にする技術だからです。

EMのすごさは菌の組み合わせ

EM発酵とは、それぞれ役割の違う「乳酸菌」「酵母菌」「放線菌」「光合成細菌」という4属の100種類弱の微生物を一緒にすると、相互に共生できる環境ができる、という微生物の環境設定技術です。
これらの菌は、それぞれ“食べ物”が違いますから、“餌の取り合い”をすることはありません。
また、乳酸にも耐性があります。

しかしこれらの菌類のうちには、空気(酸素)の好きな「好気性」のものと空気の嫌いな「嫌気性」のものとが混じっていますから、そのまま放置していると、どちらかの菌群だけが優勢になり、バランスが崩れます。
そのため「バランスアルファ」の製造過程では、適度に空気を送り込んで環境の安定性を保つ“人間の援助”が欠かせないのです。

「バランスアルファ」は、このEM発酵技術を最大限生かし、微生物の生命活動である“発酵”が原材料の完全消費によって自然停止するまで発酵を続けることでできあがった“奇跡”の完全発酵飲料です。

開封後6年以上も変わらない“完全発酵”の力

弊社には2004年9月に開封し、常温で放置している「バランスアルファ」がありますが、濁りも滓(おり)も全くありません。言ってみれば“完全発酵”とは、微生物たちがその生命活動で生み出した(生命にとって)非常に良質なものを“真空パック”した状態と言ってよいかもしれませんね。