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おからを犬や猫に与えることについて

おからを犬や猫に与えるのは良い?悪い?

おからを混ぜたペットフード

おからとは、大豆から豆乳を作った後に残った搾りカスのことです。

 

「畑の肉」と呼ばれる大豆の栄養素が残っているため、食材として料理に活用されてきました。

タンパク質が豊富なおから

おからの栄養素の特徴は、タンパク質と食物繊維が豊富な点にあります。

 

特に食物繊維の含有量は群を抜いて、生のおから100g中に11.5gも含んでいます。

 

一般的に、植物性タンパク質はアミノ酸スコアや生物価が低くなる傾向があります。

 

しかし、大豆に含まれているタンパク質は、植物性タンパク質のなかでは生物価が高いので、ペットフードの中にはタンパク質源として大豆が使われている商品があります。

 

おからの栄養素(生のおから100g中)

カロリー 111kcal

タンパク質 6.1g

脂質 3.6g

炭水化物13.8g【食物繊維11.5g(水溶性食物繊維0.4g、不溶性食物繊維11.1g)】

おからの与えすぎに注意

おからは少しずつ与えましょう

高タンパクで栄養豊富なおからですが、犬や猫の飼い主さんがペットフードにおからをプラスしたことで、軟便・下痢・鼓腸(腸内にガスが溜まり腹部がふくれる症状)などのトラブルが生じることがあります。

 

これは、大豆に含まれる食物繊維が腸内で過剰に発酵してしまうことが一因です。

 

もともと、肉食の犬や猫は人間と比較して腸の長さも消化酵素の種類も違っていて、植物性の食べ物を消化するのが苦手なのです。

 

食物繊維の発酵は腸管の健康に重要ですが、過剰な発酵は腸内環境を乱す原因になります。

 

水を吸って膨らむという食物繊維の性質によってすぐに満腹感を得てしまい、十分な量のペットフードを摂取できずに栄養不良を生じてしまうケースもあります。

 

また大豆アレルギーがある犬には注意が必要です。

 

ペットフードに何かを加える場合には、食材の性質を理解し、理にかなった方法をとるのが健康被害を起こさないポイントです。

 

犬や猫におからを与える場合は、少量から与え始め、体調の様子を観察する必要があります。

 

おからは鮮度が大切なので、その日の豆腐作りでできたものを購入しましょう。

 

なお、冷凍保存する時は、空炒りして水分を完全になくしてからにしましょう。

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